毎日の兄弟喧嘩にうんざり!親はどう関わる?対処法は?【2歳差の場合】

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  • 子供の兄弟喧嘩にうんざりしている
  • 毎日兄弟喧嘩ばかりでおかしくなりそう
  • 親はどう関わればいいのだろう

二人以上の子育てをしているママやパパなら、毎日のように繰り広げられる兄弟喧嘩に
頭を悩ませているのではないでしょうか。

私も2歳差の男の子兄弟を育てているので、どうすればいいのか日々悩みっぱなしです。

ましてや男の子同士なので、手や足が出ることもあって、ケガをしないかと心配で毎日ハラハラ。

さらに年齢が上がったら、もっと激しくなるんじゃないかと不安になります。

それに心配になるだけでなく、毎日毎日争っている声や音を聞くだけでもうんざりですよね。

兄弟それぞれが言いつけにくるので、その対応も疲れる。

『もうママは知らない!勝手にやってよ!』とつい怒鳴ってしまい、
自己嫌悪に陥る毎日です。

そんな毎日をどうにかしたくて、兄弟喧嘩に対する親の関わり方や対処法を調べて実際に試してみました。

この記事では、幼児から小学校低学年くらいまでの兄弟喧嘩に対するお悩みについて
体験談を交えながら解説していきます。

この記事でわかること
  • 兄弟喧嘩の原因
  • 親の関わり方
  • 対処法
目次

兄弟喧嘩の原因

兄弟喧嘩-原因

兄弟喧嘩を見ていて思うこと。それは、

原因はとても些細

だということです。

だいたいの兄弟喧嘩の原因と言えば

  • おもちゃの取り合い
  • ゲームの順番
  • どちらかにちょっかいをだされた
  • 食べ物のこと
  • ママの隣がいい
  • ずるい

などなど・・・

親としては正直どうでもいいことばかりです。

我が家の場合は、どちらかに真似されたという、本当にどうでもいいことで毎日喧嘩しています。

たまめ

よくそんなことでケンカできるなぁ~

でも本人たちにとっては問題なわけで。

『そんなことくらい』と言わないようにして、(たまに言ってしまいますが)
仲裁するのはとても大変ですよね。

しかも忙しい時間にそんなことにつき合わされるのはストレスです。

では、親はどのようにかかわっていけばよいのでしょうか。

兄弟喧嘩、親はどう関わる?

兄弟喧嘩-親の関わり方

親の関わり方によっては、今後の兄弟の仲にヒビが入ってしまうのではないかと余計心配になりますよね。

どのように関わっていけばいいのか、ひとつひとつ見ていきましょう。

兄弟を平等に接する

そんなこと百も承知だと思います。

でもこれが意外と難しい。

私は長女で2歳下の妹がいたので、『お姉ちゃんなんだから我慢しなさい』
言われていたことにずっと疑問を抱いていました。

だからこそ、自分が親になったら子供は絶対に平等に接すると心に決めていたんです。

でも実際は喧嘩を仲裁すると、兄弟平等に接しているつもりなのに、それぞれが相手の肩をもっているように映るらしいのです。

『平等にしてるつもり』が伝わっていない。

兄弟喧嘩をしている時は、両者共に『自分は悪くない』と思っているでしょうから
ママが相手の言い分を聞いているだけでも気に入らないのでしょう。

では、どうすればいいのでしょうか。

よく聞くのが『レフェリーになる』です。

喧嘩を無理に止めずに、ただ見守る。

暴力行為などルール違反があった時だけ止めて注意する。

どちらかの味方になるわけではなく、ただ公平に喧嘩を見守るように対応することが
平等に接する秘訣なのではないでしょうか。

どちらにも共感してあげる

兄弟喧嘩にかかわらず、子育て全般を通して大事といわれているのが
『共感してあげる』ということです。

子供が言ってきたことが例えおかしなことであっても、
頭ごなしに否定されたら、子供はその後に何も言えなくなってしまうかもしれません。

まずは『〇〇だったんだね』と、子供の言った言葉を繰り返して共感してあげる。

もちろん兄弟喧嘩の場合は、お互いの言い分をぶつけてきますから、
それぞれに共感してあげるんです。

さきほどの『平等に接する』ことに繋がりますが、
片方の言い分を正当化して、もう片方の言い分を否定してしまったら平等じゃなくなります。

両者の言い分に共感して気持ちを聞いてあげる。

ママはどちらの味方でもあることを伝えるのがポイントです。

仲良しの時を褒める

『喧嘩するほど仲が良い』という言葉がありますが、
喧嘩ばかりしている兄弟って、基本的にはとても仲良しですよね。

さっきまで喧嘩していたかと思ったら、すぐまた一緒にに遊んでいるということがよくあるのではないでしょうか。

我が家の兄弟も、遊んで喧嘩してまた遊んでの繰り返しの日々です。

喧嘩をしている時に『やめなさい』と言っても聞いてはくれませんし、
ママも言いたくないですよね。

逆に、仲良く遊んでいる時に『楽しそうだね!二人が仲良く遊んでるとママもうれしい』と
ママが喜んであげましょう。

何といっても子供はママやパパが喜んでいる姿が大好きです。

私も兄弟が仲良く遊んでいる時に

たまめ

兄弟仲良く遊んでいるのをみると、ママは幸せだよ~

とよく伝えていますが、二人ともとてもうれしそうです。

特にお兄ちゃんは、もっと弟をかわいがろうとしたりします。

それでもまた喧嘩はするのですが、相手を思いやる気持ちが心の底で芽生えているはず。

喧嘩している時はママもイライラしてしまって、なかなか穏やかに対応できないものですが、
仲良くしている時を褒めることは、ママも穏やかな気持ちの時にできるので取り入れやすいです。

仲良くしていることが、家族みんなの幸せにつながるということを
より一層子供の心に染み込ませてあげたいですね。

兄弟喧嘩の対処法

兄弟喧嘩-対処法

親の関わり方や心構えがわかったところで、
実際に喧嘩が始まったらどうすればいいのか、対処法をご紹介します。

ルールを決めておく

まずは、兄弟喧嘩の中でしてはいけないルールを決めておくのがオススメです。

例えば、以下のように家庭の教育方針に合わせて、事前にルールを決めます。

  • 暴力は振るわない
  • 物を投げたり、物に当たらない
  • 汚い言葉は使わない
  • 嘘はつかない

このようにルールを決めておけば、このルール違反をした時だけ
レフェリーとして喧嘩を止めればいいのです。

事前にルールがあれば、公平性も保てます。

あえて兄弟喧嘩をやめさせない

兄弟喧嘩は相手を傷つけたり、罵りあっているようで、親としては見ていて止めたくなると思いますが、
あえて兄弟喧嘩をやめさせないほうがうまくいくことがあります。

兄弟喧嘩は、社会に出てコミュニケーションをうまく取るための練習のようなもの。

兄弟喧嘩から学ぶことはたくさんあります。

3歳くらいまでは、本能的な欲求が抑えられず、自分のことしか考えられませんが、
4歳くらいから他者の気持ちがわかるようになってきますので、
兄弟喧嘩を通して相手の気持ちを学んでいくチャンスです。

兄弟喧嘩によって、感情をコントロールすること、力加減をすること、思い通りにいかない理不尽さなどを学び、
社会性が身についていくのです。

毎日喧嘩ばかりで心配になると思いますが、これも成長のためと思って割り切る
案外、客観的に子供の喧嘩を見守ることができるかもしれません。

放っておく

ルールを決めて、思う存分に兄弟喧嘩をさせたら
あとは放っておきましょう。

放っておいたら案外ふたりで解決していることがよくあります。

もちろん、ケガをするような危ないことが起きないように遠くから見守ってはいるけど、
仲裁や介入はしないほうがスムーズなことが多いです。

我が家も、私が仲裁するとこじれることの方が多いので、
遠くから気付かれないように見ているようにします。

そうすると、ひとしきりお互いが言いたいことを言ったあとに

『〇〇してごめんね』
『うん、いいよ。ぼくもごめんね。』
『じゃあ仲直りしよう』
『うん!』

と言って楽しく遊びだすことがよくあります。

こちらからすると『え?なんで?』と思うのですが、
兄弟にしかわからない何かがあるのでしょう(笑)

でもそんな姿を見ると、成長を感じますし、何よりほっこりします。

物理的に距離を取る

それでも収まらなければ、もう兄弟を離すしかありません。

怒りのピークは6秒経てば治まるとよくいいますよね。

物理的に距離を取って、頭を冷やしてもらう。

ついでにママも離れて、それぞれが冷静になるまで一人になれるといいですね。

そんなに距離を取るほどのスペースがないという場合でも、お互いの顔が見えないように
背中を向けて、別々のことをするだけでも違うでしょう。

気持ちを切り替えて見守ろう

毎日繰り返される兄弟喧嘩は、本当にうんざりするし、ストレスが溜まりますよね。

子供も子供なりに園や学校でストレスをためているかもしれません。

気心の知れた兄弟だからこそ、自分の感情をぶつけて言い合える兄弟喧嘩は、
子供たちの成長の場だと思って気持ちを切り替えてしまいましょう。

私も記事を書きながら、気負いすぎないようにしようと思いました。

この記事を読んでくれたママやパパが、少しでも気持ちが軽くなれるよう
参考にしてもらえたらうれしいです。

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