- 小1の子供がなかなか宿題をしなくてイライラする!
- どうしたらイライラせずに宿題を見てあげられるの?
- 何か対処法はあるの?
このようなお悩みを持つママやパパは多いのではないでしょうか。
私も、子供が小学校に入学するまで、子供の宿題がこんなにも大変だなんて思っていませんでした。
自分が子供の頃って、親に丸つけしてもらったり、そもそも親に見てもらいながら宿題したっけ?と思うほど、 親が介入してきた記憶がありません。
『宿題しなさい』とは言われたけど、そんなに親を困らせるほどやらなかった記憶もなかったような・・・
なのに、なぜ我が子はこんなにも宿題を嫌がるんだろう。
そのようなお悩みを持つママ&パパへに向けて、
宿題大嫌いな小1男子を育てる私が、自らの成功例とともに解説していきます。
- なぜ私たち親はイライラしてしまうのか。
- なぜ子供は宿題をやりたがらないのか。
- どうすればイライラせずに宿題をみてあげられるのか。
【小1の宿題】親はなぜこんなにもイライラするのか
小学1年生を持つ親で、宿題に関して悩まない人はいないんじゃないかってくらいに
おそらくみなさん悩んでいます。
X(旧Twitter)でも、Yahoo!知恵袋でも、宿題問題の悩みはたくさんでてきますよね。
しかも、昔に比べて親の負担が増えていると感じる気がする・・・
家事に仕事にやることがたくさんある中で、子供の宿題に関わらないといけないのは正直疲れますよね。
宿題をやっていかなければ親の責任と思われそう・・・
そんな余計な心配までしてしまう始末です。
ここからは、私たち親が、どうしてこんなにもイライラしてしまうのか、ピックアップしてみました。
- すぐにやらない
- 字が雑、何度言っても間違える
- 集中しない
- 家事など自分のやりたいことが進まない
ひとつずつ深堀していきます。
すぐにやらない
小学1年生の宿題なんてそれほど多くないのだから、ササっと済ませてしまえばいいのに、
と親は思いますよね。
そんな親の気持ちも知らずに、子供はなかなか宿題をしようとしません。
『宿題いつするの?』と聞いても
『コレやったらあとでやる~』とのんきに答えるだけ。
しばらく様子を見るけど一向に宿題をする気配がないのでだんだんイライラしてきます。
本当は言いたくないけど
『後でっていつなの?早くやりなさい!』
とつい怒ってしまいます。
そうすると子供は
『今やろうと思ったのに、もうやる気なくなった!』
と拗ねてしまい、もうお手上げです。
字が雑、何度言っても間違える
大人にとって、文字を書くことは当たり前のことでも小学1年生は字を覚えたばかり。
上手に書けなくても当然、と思ってはいます。
しかし、コレが『上手に書けない』ではなく『上手に書こうとしない』では話が違ってきます。
鉛筆の持ち方から書き順まで、丁寧に教えてもすぐに間違える。
そうじゃないよ、と何度も何度もやっていくうちに
『もう!なんでちゃんとやらないの!』と結局怒ってしまいます。
集中しない
小学1年生の集中力は、だいたい15分程度しか持たないと言われていますが、
我が家の長男は2~3分持てばいいレベルです。(笑)
1問やっては、机に突っ伏したり、消しゴムを鉛筆で刺してみたり・・・
ただでさえ、周りのものに興味があちこち向いてしまう年頃なのに、
やりたくもない宿題に向き合うのは難しいかもしれません。
ましてや我が家は年中の弟がいるので、遊んでる弟を見て
『〇〇は宿題しないでずるい!』と怒り出します。
弟にもお絵描きや塗り絵をすすめますが、全くやろうとしないので
下の兄弟がいるご家庭にはより難しい問題かもしれませんね。
家事など自分のやりたいことが進まない
私は地味にコレが一番イライラしてしまうかもしれません。
夕方といえば、主婦にとっては戦場です。
1分1秒たりとも無駄にしたくないので、今はコレ、この次はコレ、と
段取りを決めて動いているのに、さっさと宿題を終わらせてくれないために
すべてズレズレになってしまう。
そうやって時間を使わせておきながら今度は
『お腹すいたー。ご飯まだー?』
コレはイライラして当然ですよね。
小1の子供はなぜこんなにも宿題を嫌がるのか
ここからは、子供たちの立場になって、子供がどんなことが原因で宿題を嫌がっているのかを
探ってみました。
- 遊びたい
- 学校に行っただけで疲れている
- 宿題をするのが面倒
遊びたい
まずは何といっても『遊びたい』でしょう。
遊びがメインだった園生活から一転、小学校は授業がメインです。
合間に休み時間はあるとは言え、45分間座りっぱなしを1日に5回も繰り返すなんて
きっとしんどいに違いありません。
さらに、最近は小学1年生の8割が習い事に週2日以上通っているというデータがあります。
このような状況だと、せっかく家に帰ってきたのなら思いっきり遊びたいという気持ちもわかりますよね。
学校に行っただけで疲れている
小学1年生にとって学校とは何もかもが初めてだらけの環境です。
重いランドセルを背負いながら歩いて登下校する。
45分も座りっぱなしで授業を聞く。
新しいお友達や先生との関わり。
体力的にも精神的にもぐったりなはずです。
我が家の長男も
学校でいっぱい勉強してきたからもう疲れた!
とよく言っています。
そんな状態のところに『早く宿題しなさい』なんて言われても
やる気にはなれませんよね。
宿題をするのが面倒
我が家の長男が言う一番の理由は『面倒くさいから』。
特に、漢字の書き取りや音読が面倒すぎるらしく、取り掛かるまでにかなりの時間を要します。
小学1年生の宿題といえば、
- 国語と算数のプリント
- ひらがなや漢字の書き取り
- 音読
- 計算カード
このような反復練習のものがほとんどです。
ずーっと同じようなことをやっていると『やらされている』という感覚になり
イヤになってしまうのでしょう。
どうすればイライラせずに宿題を見てあげられるの?
親のイライラの原因、子供のやりたくない原因がわかったところで、
ここからはどうすればイライラせずに対応できるのか、我が家の成功例とともに
対処法をご紹介します。
いつやるかは子供に決めさせる
宿題をやるタイミングは、親が決めるのではなく子供に決めさせましょう。
親はつい『早くやりなさい』と思ってしまいます。
それは、親が今までの人生で、後回しにして嫌な思いをした経験があるからですよね。
そんな思いを子供にさせたくないからつい言ってしまいます。
でも子供にとってみれば『早く』やらなくても『提出できれば』いいわけです。
『早くやらないと後で大変な思いをする』のは、自ら経験しないとわからないのかもしれません。
まずは、学校で疲れているので一息つきたい、一旦遊びたい、そんな気持ちを汲んでみましょう。
我が家は『宿題いつする?』とまず子供に決めさせて、
その時間になったらまた声掛けするようにしています。
それで必ずすんなりやるわけではありませんが、
自分で決めたことなので、仕方なくでも始めることが増えました。
親も一緒に取り組む
まだまだ幼い小学1年生。
近くにいてわからないところを教えたりフォローしてあげることはもちろん、
親も一緒に取り組むことがおすすめです。
我が家は、パパが『自分もイチから漢字を勉強したい』と言って
漢字ノートを用意して、漢字の書き取りを長男と一緒にやっています(笑)
コレが長男はうれしかったみたいで、『お父さんどこまでできた?』とか言いながら
ご機嫌でやることが増えました。
パパが遅くまでお仕事で無理な場合は、私も隣に座って仕事をしたり、読書をしたりしています。
忙しいママは、家計簿をつけたり、献立をノートに書いたりなどの
座ってできる勉強風の家事を済ますのもオススメです。
そして、漢字がうまく書けないとやる気をなくしていたら『魔法の手を使っちゃおう』と
後ろから一緒に鉛筆を持ってママが書いてあげたり。
一緒に何かを頑張っているという雰囲気が子供のモチベーションを高めます。
宿題の準備や片付けはやってあげる
人間の脳は、準備に20秒以上かかるとやる気をなくすそうです。
子供にとっても、ランドセルからプリントやらノート、筆箱をだして、
出題範囲を連絡帳で確認して、となったらそれだけで面倒になってしまうんですよね。
それなら親が、すぐ宿題にとりかかれる準備をしてしまいましょう。
あくまでも今の子供にとっての目的は『宿題をする』です。
毎回準備してあげたらいつまでたっても自分でやらないのではと心配してしまいそうですが、
そのうち自分でできるようになると信じて甘えさせてあげましょう。
習慣化する
そして最後は、これまで解説してきた対処法で習慣化させることです。
入学して宿題が始まった時が勝負。
1年生になりたてのうちは、小学生になったというワクワク感や憧れがあるので、
『宿題できたらカッコイイ』みたいなイメージをもたせると良さそうですね。
最初は宿題の量も少なく簡単なので、できたらたくさん褒めることがその後に続きます。
その時に、ただ『すごい!』『えらい!』などの言葉で褒めるのではなく
『〇〇が上手に書けたね。たくさん練習したもんね!』
『自分で決めた時間にちゃんとできてえらいね!』
など具体的に褒めるとより効果的です。
小さな成功を積み重ねることで達成感が味わえるので自己肯定感が上がり、
習慣化にもつながります。
何といっても心の余裕が必要
そうは言っても、親の心に余裕がなければそんな対応はできません。
心に余裕がない時は、思わず笑ってしまうこんな小学1年生ならではの珍回答で癒されましょう。
こんなかわいい回答を見たら、イライラも吹っ飛んでしまいますよね。
今しかない瞬間を楽しみながら親子で一緒にがんばりましょう。
子供と一緒に成長しよう
小学1年生は、子供にとって初めての学校生活、そして宿題。
親の私たちにとっても、子供の宿題をみるのは初めてのことです。
うまくいかなくて当たり前と思って、
親子で試行錯誤しながら乗り越えていくしかありません。
まだまだ可愛い小学1年生は、できないことや知らないことだらけです。
自分が子供だった時のことを思い出して、子供の立場になれば、
やる気にさせる言葉掛けがみつかるかもしれませんね。
・・・と自分に言い聞かせ、今日もイライラしないように気を付けます!